あれよあれよ、春真っ盛り。

大学図書館を17時に追い出され、

国立横浜森林公園を小一時間のビルディングトリップ。

総合研究棟の5階外階段から見えた、夕焼けに、

照らされた桜や緑。心を奪われる。

 

「見る」ことを恐れてはいけない。何も見えていなかったことを恥ずかしいと(少し)思っています。世界はいつでも動いていたのです。ちなみにサークルが嫌いなのは、それがホモソーシャルなコミュニティだからです。大学では同年代ばかりではなくて、もっといろいろな世代の人や異質な人たちと触れ合うべきだと思っています。「いま/ここ」という時に自由に動けないような生き方をしていると、惰性に流されて何も見ないで生きることになってしまいます。たとえ貧乏でも、孤独でも、自由にできる時間がある方がはるかに豊かなのではないかと思います。自分で自分の時間を縛りつけないで下さい。

 

四月四日四時四十四分四十四秒。

多分桜を見ていた気がする。

ある大学教授の言葉。

この大学生活に人生史上最大の期待と不安とを培養していきながら今後の春から

初夏までを、精一杯。